大阪と聞くと、
ビルとネオンと人の波を思い浮かべる。
けれど大阪には、
たった一つの「村」がある。
それが、
千早赤阪村。
電車とバスを乗り継いで、
少しずつ空気が変わっていく。
アスファルトの匂いが、
土の匂いに変わる。
棚田が広がり、
山の輪郭が近づく。
同じ大阪とは思えない静けさ。
ここは、
南河内の山あい。
都会の喧騒から、
ゆっくりと切り離された場所。
歴史も深い。
楠木正成ゆかりの地として知られ、
山城の跡が今も残る。
派手な観光地ではない。
映えるカフェが並ぶわけでもない。
でも、
風がある。
時間の流れがある。
大阪のスピードに疲れたとき、
ここはちょうどいい。
同じ府内なのに、
まるで別の県に来たような感覚。
大阪は都会だけじゃない。
村もある。
山もある。
静けさもある。>
千早赤阪村は、
大阪の中に残る、
もう一つの顔なのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿