なぜか少し安心します。
特別な用事があるわけでもなく、
何かを買うと決めているわけでもないのに、
気がつくと歩いていたくなる場所があります。
商店街には、
大きなショッピングモールとは違う空気があります。
きれいに整いすぎていない感じ。
少し古い看板。
昔からあるお店。
店先に並んだ野菜や惣菜。
自転車でゆっくり通り過ぎる人。
そういうものが全部混ざって、
大阪らしい生活の音になっている気がします。
商店街を歩いていると、
人の暮らしがちゃんと見えます。
買い物袋を持ったおばちゃん。
お店の人と少しだけ話している人。
学校帰りの子ども。
どこか急いでいるようで、
でもどこかゆるい人たち。
その景色を見ていると、
「ああ、みんな普通に生きているんだな」
と思います。
大阪の商店街には、
気取らない強さがあります。
高級感で人を圧倒するのではなく、
毎日の生活を支えている強さです。
たこ焼き屋のにおいがして、
コロッケの揚がる音がして、
八百屋の声が聞こえて、
どこかで自転車のベルが鳴る。
それだけで、
少し心が落ち着くことがあります。
たぶん商店街には、
「ここにいてもいい」と思える空気があるのだと思います。
何かを頑張っている人だけの場所ではなく、
疲れている人も、
ぼんやりしている人も、
何も考えずに歩いている人も、
自然にその中に入れる場所です。
大阪はにぎやかな街だと言われます。
でも商店街のにぎやかさは、
うるさいだけではありません。
人の気配がある安心感。
昔から続いてきた道の安心感。
誰かの生活が今日も動いている安心感。
そういうものが、
商店街には残っている気がします。
歩いているだけで、
少し元気になる日があります。
何かを買わなくても、
ただ通り抜けるだけでも、
心の中の固い部分が少しゆるむような気がします。
新しい建物や便利な店もいいけれど、
昔からある商店街には、
簡単には作れないあたたかさがあります。
大阪の商店街を歩くと、
なぜか安心する。
それはきっと、
そこに人の暮らしがそのまま残っているからだと思います。
派手ではないけれど、
ちゃんと今日が続いている。
そんな当たり前の景色が、
思っているよりも心を支えてくれるのかもしれません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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よろしければ、
のぞいてみてください
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