なんばを歩いていると、
人の多さに圧倒されることがあります。
前から来る人。
横を通り過ぎていく人。
信号を待つ人。
スマホを見ながら歩く人。
みんなそれぞれ、
どこかへ向かっているのだと思うと、
少し不思議な気持ちになります。
なんばの人混みは、
ただ混んでいるだけではなくて、
いろんな生活が重なっている場所のように見えます。
買い物に来た人。
仕事帰りの人。
観光で来た人。
友達と待ち合わせをしている人。
ただ、なんとなく歩いている人。
同じ場所にいても、
見ている景色も、
抱えている気持ちも、
きっと一人ひとり違うのだと思います。
派手な看板の光。
聞こえてくる話し声。
足早に流れていく人の波。
その中にいると、
大阪という街は、
本当に止まらない街だなと思います。
でも、そんなにぎやかさの中にも、
ふと静かに感じる瞬間があります。
少し離れた場所から、
人混みを眺めていると、
自分だけ時間の流れから少し外れたような気がします。
みんな急いでいるようで、
みんな何かを探しているようで、
それでも街はいつも通り動いています。
なんばは、
明るくて、騒がしくて、
少し疲れる場所でもあります。
けれど、
その人混みの中に、
大阪らしい生きた空気があるように思います。
きれいに整いすぎていない。
静かすぎもしない。
人の気配が濃くて、
少しごちゃごちゃしていて、
それでもなぜか安心する。
なんばの人混みを眺めながら、
自分もこの街の景色の一部なのかもしれないと、
少しだけ思いました。
誰かにとっては通り道で、
誰かにとっては思い出の場所で、
誰かにとってはこれから始まる場所。
そう考えると、
ただの人混みも、
少しだけやさしい景色に見えてきます。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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